2017年3月24日金曜日

おかげさまで1年が経ちました!

皆様のおかげで会社設立1年が経ちました。ありがとうございます。これからも皆様のご期待に応えるサービスを提供してまいります。今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
ただいま社員募集中です!デザインや建築に興味のある方、是非ご連絡ください。

2017年2月17日金曜日

今日はビルで電気工事(B工事)

今日はとある渋谷区のビルで電気設備工事をしました。電灯盤を増設する工事です。
ユーザーの用途に応じて要求された回路数と負荷を計算し、幹線の長さと共にケーブルサイズを決めて設置します。今回は配管内に敷設ではありませんでしたが、配管の場合は中に通せるケーブル数はサイズや負荷によって上限があります。しかしながら稀に雑居ビルなんかでは無理やり入れて配管がパンパンのところも・・・。無知なのか…手抜きか…危険です。
今回は電気室の隣の区画に盤を設置。ケーブルラックに
引いていくので設置条件は良かったです。
主幹を60Aとしたので距離と負荷からCVT22sqとしまし
た。キチンと計算しないとドロップの原因になりますの
で要注意です。
盤設置完了!WHM付き


キュービクルの通線した穴も
耐火粘土で区画処理完了!行先
表示も忘れずに。

負荷を結んだあとは絶縁抵抗試験です。
”0”値 絶縁良好!

2017年2月8日水曜日

プレハブの建物作ります⑩完成!

最後にエアコンを設置します。結構広いので6馬力の床置き型にしました。


ついに完成です。
完成!母屋です。

こちらはトイレ棟

建屋の設置が完了するとバタバタと内装や設備を設置していきます。いくつもの業種が一気に仕上げていきます。
床の仕上材を貼る前に下地のコンパネを貼ります。

床の仕上工程で今回はPタイルを貼りました。

電気屋さんが照明、コンセントと電灯盤を設置します。



2017年1月21日土曜日

プレハブの建物作ります⑨

U字溝の設置を先に終えていよいよ本体の設置になりました。今日の予報では雪。寒い…でも雨も雪もたいしたことなくてよかった。
外溝は最後に施工するのが通常なのですが
今回は先に設置することにしました。

30tレッカー(クレーン)を据え付けて
ユニットを吊り上げ、順に設置していきます

基礎のアンカー位置と鉄骨土台の
ボルト穴位置が合わなければアウト!
そのクリアランスは±2ミリ!

2017年1月17日火曜日

プレハブの建物作ります。⑧


コンクリートの養生期間が経過し所要の強度が出たので今日は型枠材を外します。外してコンクリートに不具合が起きていないか・・・少々ドキドキの日なんです。
立ち上がりの型枠材を外す前。
きれいに上がっていてくれ!

問題なしでよかった!親方掃除中!
ついでに電気屋さんが苦労しているところも紹介します。電源の引き込みで一部外部階段部分を埋設で引かないといけなくて一生懸命コンクリートの階段を斫って管路を作りました。この下に給水管が走っていてこれ以上も斫れず、かといって他に管路も作れない状況だったのでコンクリートを打設する前にちょっとした心遣いで”電気ケーブルがありますよ”って書いてあるシート巻いておきました。本当は配管とシートの深度差とらいなといけないのですが無いよりは益しということで・・・。

2017年1月15日日曜日

プレハブの建物作ります。⑦

鉄筋検査はOKでしたので次はベースコンクリートを打設します。打設は時間勝負です。本日は気温も高く最低気温も5℃を下回らないようなのでよかったです。捨てコンとは違い打設量も多いので
ポンプ車を設置して打設しました。コンクリートプラントまでの距離は車で40分です。4tミキサー車で4台の予定。時間内で打ち継ぎしなければなりません。25℃以上で90分以内、未満の場合は120分以内と決まりがあります。打設方法にも決まりがあり適正に作業をしなければ色々と不具合を起こして設計強度や仕上がりの美しさにかかわります。
コンクリート試験用の供試体を試験屋さんが採取して、いざ打設のスタートです!

ポンプで打設するにはコンクリート圧送施工技能士と
いう資格が必要。安全に確実に施工する技能資格です。
横で棒のようなものをコンクリートに差し込んでいますが
加振器(バイブレーター)です。これで振動を与えて締固
ます。締固めとは気泡や隙間が生じないようにすることで
やみくもに加振してもダメなんですね。型枠材や鉄筋に
触れないよう且つ約60センチ間隔で垂直に施工します。

打設完了!表面にセメントペーストが浮き上がり
きれいに反射してます。職人さんは鏝で修正中
パンクもなくてよかった。

2017年1月13日金曜日

プレハブの建物作ります。⑥鉄筋検査しました。

今日は鉄筋検査です。私が設計して監理も行いますから設計図の通りに配筋されているか形を目視検査したり計測したりします。同時に型枠材の隙間や設置状況も見ます。コンクリートを打設するときは結構な圧力がかかるので隙間があるとパンクしたり設置が悪いと膨らんだり曲がったり、最悪は崩れることもあるので何気に重要です。
しかし天気が良くてよかった・・・。
配筋の寸法を確認します。私の設計では150ミリピッチ
コンクリートは砂と骨材(砂利)が練り混ざっています。
法的には
1. 粗骨材の最大寸法の1.25倍
2. 25mm
3. 隣り合う鉄筋の平均径の1.5倍(1.5d)
4. 鉄筋の間隔は、鉄筋と鉄筋のあきに
  鉄筋の最大外径(D)を加えたものとなっています。




鉄筋の被り厚さの計測です。わかりずらいですが赤い矢印が
鉄筋からコンクリート外側の距離です。基礎の立ち上がり部分
にあたりますので法的には4センチ以上、設計50ミリ、最小40ミリ
以上あれば合格です。計測結果は80ミリ。合格!


鉄筋の開きは15センチで合格!


納まりの形が図面の通りか目視検査。
図面の通りで合格!