外溝は最後に施工するのが通常なのですが
今回は先に設置することにしました。
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30tレッカー(クレーン)を据え付けて
ユニットを吊り上げ、順に設置していきます
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基礎のアンカー位置と鉄骨土台の ボルト穴位置が合わなければアウト! そのクリアランスは±2ミリ! |
立ち上がりの型枠材を外す前。 きれいに上がっていてくれ! |
問題なしでよかった!親方掃除中! |
ポンプで打設するにはコンクリート圧送施工技能士と
いう資格が必要。安全に確実に施工する技能資格です。
横で棒のようなものをコンクリートに差し込んでいますが
加振器(バイブレーター)です。これで振動を与えて締固
ます。締固めとは気泡や隙間が生じないようにすることで
やみくもに加振してもダメなんですね。型枠材や鉄筋に
触れないよう且つ約60センチ間隔で垂直に施工します。
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打設完了!表面にセメントペーストが浮き上がり きれいに反射してます。職人さんは鏝で修正中 パンクもなくてよかった。 |
配筋の寸法を確認します。私の設計では150ミリピッチ
コンクリートは砂と骨材(砂利)が練り混ざっています。
法的には
1. 粗骨材の最大寸法の1.25倍
2. 25mm
3. 隣り合う鉄筋の平均径の1.5倍(1.5d)
4. 鉄筋の間隔は、鉄筋と鉄筋のあきに
鉄筋の最大外径(D)を加えたものとなっています。
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鉄筋の被り厚さの計測です。わかりずらいですが赤い矢印が 鉄筋からコンクリート外側の距離です。基礎の立ち上がり部分 にあたりますので法的には4センチ以上、設計50ミリ、最小40ミリ 以上あれば合格です。計測結果は80ミリ。合格! |
鉄筋の開きは15センチで合格! |
納まりの形が図面の通りか目視検査。 図面の通りで合格! |
熟練工が縦筋と横筋を組みます。 |
縦筋と横筋を結束線で緊結します。
コンクリートの打設は流動圧が高く
しっかりと結束しなければ動いてし
まい、被り厚(鉄筋とコンクリート外側
までの距離)やそもそもの設計強度
が取れなくなります。
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鉄筋の加工① 鉄筋の切断は切断機で行います。 |
鉄筋の加工②
曲げ加工も鉄筋曲機で行います。
鉄筋の加工は基本的に熱を加えて
の曲げや切断はご法度なんです。
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鉄筋組が完成! |
採石100ミリ敷いてしっかりと転圧 します。きちんと転圧しないと後で 沈下の要因にもなります。 |
締め固めした採石面に捨てコン 厚の打設目安に鉄筋を打ち込ん でいます。赤丸はレーザーレベ ラーの受信機。基準面に本体を 設置して高さが合うと音か鳴り ます |
打ち込まれた鉄筋。この頭まで 捨てコンを流します。捨てコン は採石を固めて、ある程度平らに し、この上に基礎を作ります。 |
防湿シートを敷いた上から ネコで捨てコン打設中。 |